ラクトフェリンのひみつ

ノロウィルスの予防にはラクトフェリンが効果的

 

ノロウィルス対策毎年のように主張されていますが、そのためにはラクトフェリンを摂取するというのが効果的です。なぜラクトフェリンがノロウィルス感染症の予防に効果的なのか理由を説明しましょう。

 

 

まず、ノロウィルスが体内でどのように害を引き起こすかですが、これは「腸内の細胞と結びつく」ことによって起こしています。ということは、この結合さえ遮断してしまえばノロウィルス感染症は予防できるというわけです。

 

ラクトフェリンは腸内に入ると率先して腸内細胞と結合する働きを持っているので、ノロウィルスがこれらの細胞と結合する前にラクトフェリンが結合して、「もう結合できないように」してくれるわけです。これによって行き場をなくしたノロウィルスは何もできずに、そのまま糞便などから排泄されていくというわけです。

 

ノロウィルスにもラクトフェリンが付着する

 

 

さらにラクトフェリンは腸内細胞だけではなくノロウィルスにも付着します。先にノロウィルスとラクトフェリンがくっついてしまえば、もうノロウィルスは腸内細胞とくっつくことができないので、これによっても発症を防ぐことができるというわけです。

 

そして、ただくっつくだけではなく、ラクトフェリンが変形して生まれる「ラクトフェリシン」という物質がノロウィルスの働きを無効化する効能も持っています。このように「腸内細胞とくっつく」「ノロウィルスとくっつく」「ノロウィルスを無効化する」という3つの働きによって、腸内でのノロウィルスの暴動を防いでいるというわけです。

 

 

そもそも、ラクトフェリンとは?

 

 

ラクトフェリンとは何かというと、「鉄分と結合しやすいタンパク質」です。ラクトというのはタンパク質のことで、フェリンというのは鉄分のことです。2つをそのままくっつけただけのシンプルなネーミングです。

 

タンパク質と鉄分を結合させるということは、ノロウィルス感染症の予防だけではなく、タンパク質と鉄分それぞれの栄養の働きをフルに発揮させるためにも重要なことですが、そのような役割も持っているので、健康全般にラクトフェリンは効果があるといえます。

 

このように栄養素同士がよく結びつくとその人の体は抵抗力が高まるので、ノロウィルス感染症だけでなくありとあらゆる病気にかかりにくくなるということができるでしょう。